Cookie利用の同意/拒否フロート

「Cookie利用の同意/拒否フロート」とは

「同意する」の処理内容

指定した一定期間、フロートを再表示しません。期間を超えると再度表示されます。
再表示までの期間は任意に指定できます。
処理にはファーストパーティCookieを使用しています。

「拒否する」の処理内容

「拒否する」ボタンをクリックしたセッション中、フロートを再表示しません。
再度セッションを変えて（ブラウザの別タブで）アクセスするとフロートが再度表示されます。
拒否するボタンをクリックした際に、実装サイトで保存されたCookieをすべて除去します（サードパーティによるCookieは除く）。

サードパーティCookieへの対応について

本スクリプトはサードパーティCookieには対応しておりません。
また、Gooleアナリティクスの発行するCookieの除去にも対応しておりません。
本スクリプトを設置したサイト（サーバー）の発行するファーストパーティCookieにのみ対応しております。

日本におけるCookieの規制状況について

2022年4月に施行された改正個人情報保護法では個人情報の不適正な利用の禁止が定められ、個人情報取扱事業者の義務となりました（個人情報保護法19条）。
自社のCookieのデータを第三者に提供し、顧客のIDなどを通して提供先が保有している他の個人情報と紐づけたり、提供先が保有する個人関連情報に他の情報を追加して個人データとして活用したりするとき場合が規制対象になります。
サードパーティーCookieを個人行動の追跡等に使用する場合、規制の対象となります。

日本におけるGoogleアナリティクスへの対応

最大の焦点となるGoogleアナリティクスのトラッキングコードによるCookieですが、
日本においては一般的にファーストパーティーCookieに分類されます（日本の改正個人情報保護法では規制対象外）。
そのため、Googleアナリティクスのみを導入したWebサイトでの「Cookie利用の同意/拒否」の設置は必須ではありません。
ただし、EUのGDPRではGoogleアナリティクスは同意確認が必要なCookieとされており、「Cookie利用の同意/拒否」の設置が必須です。

本スクリプトの対応範囲

上記より、本スクリプトは現時点で日本の2022年改正個人情報保護法に対応したものとなっていますが、
EUのマーケットが商圏に含まれるWebサイトや製品・サービスのWebサイトでは、
GDPR規制に基づいたGoogleアナリティクスも対象に含めた「Cookie利用の同意/拒否」の設置が必要なため、使用いただくことができません。

本スクリプトを有効に使用いただけるお客様について

お客様のWebサイト（国内ユーザーに向けたサイト）で発行したCookieを利用し、ユーザーの個人情報を利用しているお客様の場合は有効にご利用いただけます。
一方、個人情報を利用する予定がない場合（例えばGoogleアナリティクスのみ利用する場合）は設置の必要がないため、有効ではありません。
設置が有効な場合の例としては、ECサイト/会員サイトなどで自社発行のCookieと登録ユーザーの個人情報の両方を保持する場合は有効といえます。

実装に関して無駄な改修を極力抑えています

こちらの処理の実装には、htmlやCSSの修正がほぼ発生しません。
JavaScript（VanillaJS）が、処理のために必要なHTML要素やCSSをすべて自動生成します。